【シュール4コママンガ】4コマまぜあん傑作選 Part2
まだまだ眠っている、というか永遠の眠りについている傑作4コマの一等星。
アルミ削り出しの無骨さを、バリ全残しであなたにお届けパート2!
①故郷

歌謡ショーに迷い込んだまぜあんくん。彼は「月へ帰る」と宣言し、その後昇天してゆく。日本最古の文学『竹取物語』を現代に蘇らせた。メカニック部分は往年のロボットアニメに通じるところもあり、SFとしての『竹取物語』をより強く意識させられる。
②みやこ

迷路会場の案内に従って進むと、謎の競技にいそしむまぜあんくんの姿が。どうやら迷路は白アリの被害に遭ったらしく、ここは仮の会場のようだ。だが、住めば都と言うように、ここもまた迷ってみようと思えば迷えるのかもしれない。詰まるところ、場所の定義は観測者に依存しているのだ。セグウェイボウリングのハイスコアが2であることにも注目したい。
③洋食

エビフライ畑でソースをやった結果、街の洋食屋さんで発芽したエビフライを提供されてしまったまぜあんくん。一見、関係のない行為が、我々の日常生活に支障をもたらすことを暗に示している。食糧問題、環境問題をコミカルに表現した出色の作。
④理―ことわり―

料理をすると宣言したまぜあんくんは車を走らせ、一路、牧場へ。バニラソフトを堪能した彼は、新メニューの「木魚カフェ」を開発する。素人目には、牧場へ行ったことと料理との関係性が見えてこない。だが、現実世界ではすべての事象は複雑に絡み合い、今までの体験によって思考は形成される。創作ひいては人間の理(ことわり)を鋭く描いた屈指の4コマ。
⑤めぐり

足から湯気が出てしまったまぜあんくんは、その湯気を用いて発電を試みる。通電した結果、回路に組み込まれたアフリカ象は原罪に気付く。限られた地球資源を電気エネルギーに変換し続ける人類の業も、いつかは自然界を生きるものたちに気付かれてしまうのだ。現代社会の行き着く先を予言した4コマ。
おわりに
この頃の作風には社会風刺の側面が大きかったと今回改めて気付かされた。
まさかこんなメッセージ性に富んでいたとは。
4コマの可能性は読む人の心理状態を映す鏡なのかもしれない。
みんなも描こう!


ゾウさん、うまいね!
あざます!
「永遠の翼」
観た人がどう感じたかで笑ってしまうってことは、これは芸術(アート)なんだろうな。
観る人に合わせて書くのがビジネスだから。それとは違うものなんだろう。
友達の家に集まって、『木魚カフェ』が、どんって出てきてワイワイ盛り上がれたら、それを幸せの極地っていうんだろうな。
永遠の翼広げ、ただ君のためだけに、まばゆいその笑顔が消えないように願いながら
はばたいてゆこう
B’z?